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第三回 能登GIAHS生物多様性ワーキンググループが開催されました

今年度5月に能登地域の自治体が組織する「能登地域GIAHS推進協議会」の中に立ち上がった「能登GIAHS生物多様性ワーキンググループ」の第三回目の会合が3月4日に開催され、国連大学メンバーが準備・運営を支援しました。残念ながら今回もオンラインでの開催となりましたが、専門家メンバーや自治体担当者21名がオンライン上で一堂に会して活動の進捗状況の共有や来年度に向けた意見交換などが行われました。

前半では、専門家メンバーが立ち上げた活動チームが応募した自然保護助成基金「プロ・ナトゥーラ・ファンド」に無事採択され、10月から生物多様性のモニタリング体制づくりに向けて取組が進められていること、そしてその活動状況について複数の専門家メンバーから情報共有がありました。後半では、2月19日に金沢大学の里山里海SDGsプログラム主催で行われたトキの放鳥に関する勉強会の報告や、11月に開催された世界農業遺産国際会議の情報共有などがおこなわれ、トキの野生復帰と本ワーキンググループの活動の関係性や、他のGIAHS地域やユースと連携した取組の可能性などについて活発な議論が行われました。

ワーキンググループは設立1年目ということで、手探りな部分も多くありましたが、来年度も専門家メンバー、自治体メンバーと連携しながら、一歩一歩活動を進めていければと思います。

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