中国、韓国、日本の世界農業遺産(GIAHS)の研究者や認定地の自治体、実践者が集まり実践について学び合う東アジア農業遺産学会は今年で6回目を迎えます。今年は5月20日から22日まで、伝統的お茶栽培で認定を受けた韓国南部のハドン郡で開催されます。開催を前に第11回作業部会がソウルで開かれ中国、韓国、日本の専門家、ハドン郡関係者が集い今学会の目指す成果、分科会の提案、フィールド視察などを議論しました。
また前日には韓国側の主催により、「農林水産業遺産の保全と活用」というテーマで国際シンポジウムが開催され、国連大学からは永田明シニアプログラムコーディネーターが日本のGIAHS の現状を発表し、永井三岐子OUIK事務局長がパネルデスカッションで能登GIAHSの環境教育の事例などを紹介しました。