「次世代のリーダー育成プログラム 2025 研修コース」オリエンテーションを開催
2025年6月11日、国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK)は、「石川金沢から世界を変える、次世代のリーダー育成プログラム 2025 研修コース」のオリエンテーションを実施しました。
今年度は石川県内の高校生15名が参加。持続可能な未来の実現に向けて、地域課題を深く探究し、地球規模の視点から提案を行う次世代リーダーの育成を目的とした研修プログラムが、いよいよスタートしました。
オリエンテーションでは、参加者による自己紹介をはじめ、プログラムの全体像や今後のスケジュール、探究活動の進め方、国際会議(COP30等)への派遣選考プロセスについて説明が行われました。
さらに、昨年度の参加者である石島陽菜さんによるプレゼンテーション「車社会からの脱却」も行われました。金沢市の交通課題に対する政策提案や、国内外の先進事例を交えた発表は、今年度の参加者にとって大きな刺激となりました。
進行と説明は、UNU-IAS OUIKの富田コーディネーターが担当。プログラムへの期待とともに、地域に根ざしながら世界とつながる姿勢の重要性が語られました。
今後は7月から8月にかけて、SDGs、気候変動、生物多様性、能登の復興といったテーマでのレクチャーやワークショップが開催され、8月下旬には探究発表会が予定されています。