OUIK > お知らせ > 2023/2/2「農業遺産認定地域の高校生による意見交換会」

お知らせNews

2023/2/2「農業遺産認定地域の高校生による意見交換会」

昨年度(2021年)11月に、能登での世界農業遺産国際会議の開催に合わせて、国連大学では「GIAHSユースサミット」を開催しました。今年度は2023年2月2日(木)に「農業遺産認定地域の高校生による意見交換会」が石川県主催でオンラインで開催されました。意見交換会の企画や当日のファシリテーターとして国連大学UNU-IAS OUIKの富田と小山研究員も協力させて頂きました。世界農業遺産3地域、日本農業遺産1地域、5つの高校から22名の高校生がオンラインで一堂に会し、石川県農林水産部里山振興室の南さんの和やかな司会進行で意見交換会がスタートしました。

まず、前半ではそれぞれの学校での取組発表がありました。取組発表では、大人では思いつかないような商品開発のアイデアや、高校生ならではのSNSを活用した魅力発信の取組紹介、そして地域の特産品の高校生料理コンテストに実行委員として企画運営から携わっていることなどの紹介がありました。発表の中には、「実社会ではコストがかかるようなことを高校生が挑戦することに意味がある」というような言葉もあり、日頃から地域の課題と向き合い、真剣に考えているからこそ出てくるような高校生からのメッセージに、参加している大人もはっとさせられました。

後半では、4つのグループに分かれて意見交換を行いました。国連大学のスタッフ以外に、NPO法人 能登里山里海マイスターネットワークの高澤千絵さんと、一本杉通り振興会インターン生の田村浩次さんにもファシリテーターとしてご協力頂きました。グループセッションでは、それぞれの地域の魅力や課題、そして解決策やアイデアなどについて意見交換を行いました。最後にはそれぞれのグループで議論された内容を各グループから発表して頂きました。地域は離れていても課題は共通しているものが沢山あったり、一人の生徒さんから出てきたアイデアをすでに実践している生徒さんがいたりと、色んな地域で様々な取組をしている学校の生徒さんが集まっているからこそ知ることができた事、考えられた事があったのではないでしょうか?参加されていた高校生の皆さんの今後の活躍が楽しみです!

 

 

 

Menu

Category

Monthly Archives

Yearly Archives

Pick up

Banner:Conference