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生きもの調査 in 能登島 2026

2026年6月25日、能登島小学校の5年生13名とともに、能登島長崎町の岩礁海岸にて「里海の生きもの調査」が実施されました。実施前はあいにくの雨予報で、予定通り開催できるか心配されましたが、当日は見事な晴天に恵まれ、絶好の調査日和となりました。この調査は七尾市が主催し、能登GIAHS生物多様性ワーキンググループが実施を支援しています。ワーキンググループの荒川裕亮さん(のと海洋ふれあいセンター)を講師に迎え、のとじま水族館の木森喜大さん、地元・能登島自然の里ながさきの源内伸秀さん、国連大学の小山研究員らのサポートのもとで行われました。

調査はまず、七尾市の担当者からのスケジュール説明に続き、講師の荒川さんから里海の環境や調査の注意事項について説明を受けるところから始まりました。子どもたちはライフジャケットとマリンブーツを着用し、箱メガネとバケツを手に取ると、期待に胸を膨らませて海へと向かいました。海へ向かう途中でも、早速道沿いの川の中に生き物がいないかと覗き込むなど、子どもたちは興味津々な様子でした。

岩礁海岸の浅瀬では、イシダタミガイやスガイが多く観察されたほか、ドロメなどの小さな魚類も多く見られ、子どもたちは腰まで水に浸かりながら夢中で生きものを探していました。観察時間が終わると、あちこちから「もう一回したい!」「今度は絶対に魚を捕まえたい!」といった元気な声が上がり、能登島の自然との触れ合いを心から楽しんでいる様子でした。

採集の後は、グループごとに捕まえた生きものの名前や特徴を確認する「種判別」の時間となりました。イソガニやキヌバリ、ムラサキウニなど、多種多様な生きものを間近で観察しました。

講師の荒川さんへの質疑応答では、子どもたちから「カサガイはどうやって食べたらおいしい?」といった食文化への興味や、「ドロメは成長したらどのくらいの大きさになる?(回答:10cmくらい)」「キヌバリはどのくらいの大きさになる?(回答:1年ぐらいで成長して、今よりもう少し大きくなるぐらい)」、「ウニでケガした人はどのくらいいる?」といった生態や安全に関する活発な質問が寄せられ、学びを深めていました。

能登半島地震の影響により、七尾湾ではわずかな地盤沈降が見られるなど、沿岸環境にも変化が生じています。そのような中でも、子どもたちが再び海へ入り、地域の自然と触れ合いながら学ぶ機会を持てたことは、大きな意義があります。この調査をきっかけに、子どもたちが故郷・能登島の海の豊かさを知り、その自然を未来へ受け継いでいこうとする気持ちを育んでくれることを期待しています。

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