「第10回東南アジアユネスコエコパークネットワーク会議」(10th Southeast Asia Biosphere Reserves Network (SeaBRnet) Meeting)が開催され、OUIK飯田義彦研究員がユネスコ・ジャカルタ事務所(JFIT拠出金)の支援を受け、招待参加しました。
期間:2017年5月16日(火)~17日(水)(参加は、16日のみ)
場所:インドネシア、ジャカルタ
本会議には、東南アジア各国やユネスコなどの関係機関から約40名ほどが参集し、5月16日(火)には、飯田研究員が「Roles and challenges of local implementation for UNESCO science program: A case of Japanese BRs」(ユネスコ科学プログラムの地域展開の役割と課題:日本のユネスコエコパークの事例から)と題して基調講演を行いました。
日本のユネスコエコパークの概要を紹介するとともに、2016年度に白山ユネスコエコパーク協議会とOUIKが共同実施した「ユネスコ人間と生物圏(MAB)計画における実務者交流を促進するアジア型研修プラットフォームの創出事業」(平成28年度政府開発援助ユネスコ活動費補助金:文部科学省)の取組成果を共有し、本会議の議論形成に貢献しました。
続いて、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、東チモール、ベトナムの各国の取組状況が紹介され、ジオパーク、水文プログラム、世界遺産などのユネスコ科学プログラム間の連携に関するセッション(座長:飯田義彦研究員)が行われました。
なお、詳細は、ユネスコ・ジャカルタ事務所、Japanese Funds-in-Trust (JFIT) のページで参照できます。