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「プロ・ナトゥーラ・ファンド助成」成果発表会に参加

2021年5月に、能登地域の自治体が組織する「能登地域GIAHS推進協議会」の中に「能登GIAHS生物多様性ワーキンググループ」が設立され、専門家や自治体、国連大学OUIKをメンバーとして取組を進めています。このワーキンググループの専門家メンバーが中心となり昨年度自然保護助成基金「プロ・ナトゥーラ・ファンド助成」(国内活動助成)に応募し、採択され、2021年10月から1年間プロジェクトを進めてきました。

この1年間のプロジェクトの成果発表会が2022年11月26日に東京で開催され、プロジェクトメンバーの岐阜大学の伊藤浩二博士と国連大学OUIKの小山研究員が「世界農業遺産『能登の里山里海』の生物多様性モニタリング体制づくり」というタイトルで発表を行いました。一般市民・小学生と共に能登の里山里海の生き物を見守る仕組みを作るために、専門家の意見をもとにモニタリング用の指標種を選定し、指標種を紹介する下敷き教材やワークシートを制作したほか、能登地域の小学校などで教材やスマホアプリを用いた生き物観察会を行ってきたことなどを報告しました。

能登GIAHS生物多様性ワーキンググループでは、今後もこのプロジェクトの成果を活かしながら、能登の里山里海の生き物の豊かさを地域の方々と共に守り育てる取組を進め、さらに活動を発展させていく予定です。

自然保護助成基金のYouTubeチャンネルで今回の成果発表会の動画が公開されています。

ご関心がある方はぜひ下記リンクからご覧ください。(能登GIAHS生物多様性ワーキンググループの発表は6:24:00ごろからです。)

https://www.youtube.com/watch?v=AhONG5G4mqs

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