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UNU-IAS 新入学生の紹介

新型コロナウイルス感染症の拡大により、2021年9月に国連大学サステイナビリティ高等研究所に入学した修士・博士課程の学生たちは、長い間オンラインで授業を受けていましたが、ここ数ヶ月の間の規制緩和の結果、学生全員が日本に入国しできました。
アフリカ、アジア、アメリカ、ヨーロッパの様々な国から来た修士課程8名、博士課程5名の合計13名が、持続可能な開発のためのガバナンス、生物多様性と社会、水と資源管理、イノベーションと教育というテーマ分野に分かれて学び、研究しています。

その中でも、エチオピア出身のアレベル・メラク・コレック博士課程学生とガーナ出身のビスマルク・ヤイラ・アッザ修士課程学生は、OUIKのフアン研究員が進める研究活動に積極的に参加する予定です。

アレベル研究員は、鎮守の森の生態系への影響、文化的・環境的サービスの研究をしています。さらに彼は金沢においての森や都市自然の潜在的な炭素隔離と持続可能性を定量化することでOUIKの研究員としても貢献しています。
ビスマルク・ヤイラ・アッザさんは、ガーナのタマレ市の森林における野外排泄の問題に対処する方法を研究しています。彼の研究は、野外排泄の理由、それが生態系サービスの提供にどのような影響を与えるか、そしてそれらを持続的に回復させる方法を分析することを目指しています。

6月には、フアン研究員が東京の国連大学高等研究所本部で彼らとミーティングを行い、研究の実施について話し合いました。その後、明治神宮を訪れ、日本で初めて神聖な都市森林にを観察しました。

私たちOUIKは、学生をサポートできることを嬉しく思っています。彼らが研究を進める上で石川や金沢にとっても重要な貢献があり、気候変動、生物多様性の損失などを緩和するための都市の自然の貢献についての議論を広げてくれることを期待しています。

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