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持続可能な都市自然プロジェクト① 人と緑とまちの関係、次の100年

背景 

金沢は城下町都市として栄えたまちで、用水や武家屋敷、寺社、町家、近代建築などの歴史的建造物が数多く残っ ています。さらに兼六園をはじめ、自然を巧みに取り込んだ庭園も多く受け継がれています。それらの庭園や都市自然は多種多様な生き物を育み、また伝統工芸や茶道などの文化の発展にも深く関係してきました。

 

 

 

 

 

 

金沢の豊かな自然や文化は私たちに多くの恩恵をもたらす一方、日本の他の多くの都市と同様に、人口減少や高齢化により、保全の危機に瀕しています。一見、人口の変化と都市の自然や文化は関係のないように見えますが、所有者の高齢化や家族構成の変化が、空き家 や空き地、管理されていない土地の増加につながって います。そして庭園などは、所有者の高齢化により日常 の手入れが困難になり金沢のまちから都市自然や文化 的景観が徐々に減ってきているという問題があります。 皆さんの周りでも長年放置さ れている土地や、駐車場に変 わってしまった空き地などが、 最近ではよく見られるのでは ないでしょうか? 

持続可能な都市自然プロジェクト

SUNプロジェクト(Sustainable Urban Nature Project/ 持続可能な都市自然プロジェクト)は2019年に始動し、様々 な研究機関や地域の関係者の協力のもと、都市に自然を 取り戻し、地域の復元力、回復力を上向かせるための研究活動を行っています。この研究の第一段階として、モデル 地域に2つのエリアを選びました。

11月中旬より、これらのエリアにお住まいの皆様に、ご自宅や地区の「緑の空間」、「空き地や空き家の 利活用の方法」、「地域に対する意識」についてお尋ねし、「緑の空間」の実態や今後のあり方について把握するアンケートを調査を実施いたします。締め切りは12月14日を予定しており、アンケートの結果は来年2月にワークショップ等で発表予定です。また、同じ内容のアンケートを来年、金沢市全体で実施する予定です。

今後の研究活動

今回のアンケート調査は下の表の「ステージ1」に含まれます。「ステージ1」ではアンケートの結果や地図情報を収集・分析し金沢の都市自然の過去からの変化、現状を把握します。生物文化多様性の調査を行う「ステージ2」、次の50年に向けたシナリオを創出する「ステージ3」の経過もこのウェブサイトにて随時紹介していく予定です。

 

代表研究者からの挨拶

 私はスペイン出身のフアン・パストール・イヴァールスと 申します。日本の文化や日本人の在り方が好きで 2009年に来日しました。2016年に金沢に移り住んでからは、地域特有の文化や自然が市民生活の中に 活かされている様子をたくさん目にしてきました。現在は、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットで、都市自然を活かした持続可能なまちづくりに関する研 究を行っています。金沢市内では、特に庭園や用水などの自然文化資源に恵まれているにもかかわらず、人口減少、高齢化などの影響を強く受けている 2つの地域をモデル地区とし、研究活動を行っています。また様々な団体や個人と協力し、日本庭園の清掃活動とお茶会を組み合わせたワークショップな ど新しい形の保全活動にも力を入れています。

研究内容紹介動画

 

持続可能な都市自然プロジェクト① 人と緑とまちの関係、次の100年のパンフレット

 

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