今年のユネスコ創造都市ネットワーク会議2016はスウェーデン、エステルスンド市で開催されます。その開催に合わせミッドスウェーデン大学が主催する[The Valuing and Evaluating Creativity for Sustainable Regional Development conference](持続可能な地域開発のための創造性の評価と価値会議)でOUIKがセッション(2016年9月12日)を主催します。
OUIK「都市と生物多様性」プロジェクト(2013-2015)では、金沢の文化価値と自然の豊かさを地域づくりの創造性に活かすというコンセプト、「石川-金沢生物文化多様性圏」を2015年に金沢市が招致した創造都市ネットワーク会議の記念イベントで提案しました。エステルスンドではそれからの進捗と、金沢市が多様な関係者の創造性を街づくりに生かしていけるようなプラットフォーム作り「石川-金沢生物文化多様性圏-分野横断的な地域のプラットフォームと学術ネットワークが育くむ創造性」と題して議論します。セッションでは佐々木雅幸先生(同志社大学)、敷田麻実先生(北陸先端大学)、内田奈芳美先生(埼玉大学)、飯田研究員(UNU-IAS OUIK)が発表し、セッション会場の皆様と討論します。
また上記セッション以外にも伝統を受け継ぐ中小企業が支える食文化の多様性について飯田研究員が個別口頭発表します。