白山ユネスコエコパークは、1980年にユネスコエコパークとして他の3つのユネスコエコパークとともに日本で初めて登録され、2016年3月には、新たに移行地域の拡張登録が認められたところです。
石川県に拠点をおくOUIKは、2014年から白山ユネスコエコパーク協議会との連携事業を進めており、拡張登録後の管理運営のあり方を議論するために、ユネスコ本部(フランス・パリ)にてMABネットワーキング セクションチーフを務めているNoëline Raondry Rakotoarisoa 氏(以下、ノエリン氏)を招聘しました。
期間:2016年5月6日(金)~10日(火)〔11日~12日は東京の国連大学本部〕
場所:白山ユネスコエコパークエリア内
5月7日(土)~10日(火)にかけて、白山ユネスコエコパークを構成する4県7市村の、富山県南砺市、岐阜県白川村、高山市、郡上市、福井県大野市、勝山市、石川県白山市のすべての自治体を訪れ、地域で活動されている関係者との直接の対話を通じて、環白山地域の自然、文化、歴史などについて学びを深めました。
石川県白山自然保護センター、栂雅典所長からセンターの取組についてブリーフを受ける(撮影:OUIK、5月10日)
5月10日(火):「白山ユネスコエコパーク拡張登録記念シンポジウム」を共催し、ノエリン氏、各構成市村長を交え、環白山地域におけるユネスコエコパーク活動(生態系保全や持続可能な地域づくり)を今後どのように進めていくかについて意見交換を図りました。
(文責:飯田義彦)