OUIKでは、『地図情報から見た能登の里山里海』、『地図情報から見た金沢の自然と文化』をはじめ、地域の自然と文化のつながりを分かりやすく理解するための地図情報整備を進めています。
北陸地方を対象として、県レベル、市町村レベルでのマルチスケールでの地図情報を集約しています。その際に、生物多様性、文化多様性、生態系サービスといったキーワードを軸に、地域のニーズを反映しながら、視覚化や定量化に工夫し、地域に役立つ学びと情報発信のツールづくりを行っています。
地図情報集約:アーカイブ
地図情報の集約:生物文化多様性や生態系サービスを理解する学びに貢献
OUIK 生物文化多様性シリーズ#4 「地図から学ぶ北陸の里山里海のみかた」
OUIK初のマップブックとして、北陸地方の里山里海の現状や変化、多様な見方を地図から学ぶ教材を発刊しました。北陸地方(石川、福井、富山、新潟、岐阜)のスケール、石川県のスケール、七尾湾のスケールといったマルチスケールでの地図情報をまとめています。(PDF:95MB)
関連ページ(Collections at UNU) http://collections.unu.edu/view/UNU:6540
OUIK 生物文化多様性シリーズ#4 「地図から学ぶ北陸の里山里海のみかた」 発刊
OUIK 生物文化多様性シリーズ#4 として、「地図から学ぶ北陸の里山里海のみかた」を発刊しました(出版物のご紹介)。北陸地方(石川、福井、富山、新潟、岐阜)の地図情報をとりまとめ、里山里海の現状や変化、多様な見方を学ぶ教材となっています。
関連ページ(Collections at UNU) http://collections.unu.edu/view/UNU:6540
ユネスコ創造都市学術会議で「石川-金沢生物文化多様性圏」セッション主催
今年のユネスコ創造都市ネットワーク会議2016はスウェーデン、エステルスンド市で開催されます。その開催に合わせミッドスウェーデン大学が主催する[The Valuing and Evaluating Creativity for Sustainable Regional Development conference](持続可能な地域開発のための創造性の評価と価値会議)でOUIKがセッション(2016年9月12日)を主催します。
OUIK「都市と生物多様性」プロジェクト(2013-2015)では、金沢の文化価値と自然の豊かさを地域づくりの創造性に活かすというコンセプト、「石川-金沢生物文化多様性圏」を2015年に金沢市が招致した創造都市ネットワーク会議の記念イベントで提案しました。エステルスンドではそれからの進捗と、金沢市が多様な関係者の創造性を街づくりに生かしていけるようなプラットフォーム作り「石川-金沢生物文化多様性圏-分野横断的な地域のプラットフォームと学術ネットワークが育くむ創造性」と題して議論します。セッションでは佐々木雅幸先生(同志社大学)、敷田麻実先生(北陸先端大学)、内田奈芳美先生(埼玉大学)、飯田研究員(UNU-IAS OUIK)が発表し、セッション会場の皆様と討論します。
また上記セッション以外にも伝統を受け継ぐ中小企業が支える食文化の多様性について飯田研究員が個別口頭発表します。