近藤哲生UNDP駐日代表との座談会は、当日参加の方も含め学生の方やすでに教育や国際協力に携わる多くの方のご参加を頂きました。座談会前半は、近藤代表によるミレニアム開発目標の達成状況、SDGs国際開発目標の意義、チャドを中心としたアフリカでの人づくり国づくりの現場の体験を中心にお話頂きました。
後半の座談会では参加者から活発に意見や質問が飛び出しました。開発指標のデータの重要性や信頼性について、国連の中での日本人のプレゼンスや日本外交のあり方とは、国際社会によるSDGs達成を国際政治とバランスを取りながら行うにはどうのような選択肢があるか、宗教問題について、日本の課題である人口老齢化や地方の過疎化などへの示唆は何か、等の質問に丁寧にお答え頂きました。
またSDGs達成のための様々なパートナーシップの重要性にも言及され、アフリカにおける国連機関と企業の連携の事例、日本の企業でもいち早くSDGsに沿った経営戦略を立てている事例などが話題となりました。座談会終了後も近藤代表への質問が続くなど、座談会は時間を超えて盛り上がりました。
ご参加くださった皆様、ご多忙の中ご講演くださった近藤UNDP駐日代表、ありがとうございました。
