国連持続可能な開発目標（SDGｓ）が2015年9月に策定され、世界各地で新しい開発目標のもと様々な取り組みが始まっています。今般、近藤哲生UNDP駐日代表がSDGｓに関するご講演を金沢で行う機会を利用して、UNU-IAS OUIKではいしかわ国連スタディビジット・プログラム同窓会とともに、近藤代表を囲む座談会を企画しました。SDGｓの枠組みでのUNDPの活動に加えて、近藤氏のこれまでのキャリアや途上国でのご経験をお聞きし、これからキャリア選択を考える大学生、高校生の皆さん、すでに石川で国際協力のため活躍されている方々との有意義な意見交換の場としたいと思います。お茶を飲みながらのざっくばらんな座談会ですので気軽にご参加ください。
近藤氏経歴： 東京都立大学（現首都大学東京）卒。米国ジョーンズ国際大学で開発学修士号取得。1981年外務省に入省し、フランス、ザイール（現コンゴ民主共和国）、海洋法本部、国連代表部などで勤務。2001年にUNDP本部に出向し、マーク・マロック・ブラウン総裁（当時）特別顧問、国連世銀イラク支援信託基金ドナー委員会事務局長を務めた。2005年に外務省を退職し、UNDPバンコク地域本部スマトラ沖津波被害復興支援上級顧問、国連東チモール派遣団人道支援調整官を経て、2007年にUNDPコソボ事務所副代表、2010年UNDPチャド事務所長に就任。2014年1月より現職。東京大学大学院非常勤講師（国際保健政策学）。東京都出身。
