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チラシPDF OUIK Event flyer 230216 日本
主催: UNU-IAS OUIK
後援: 石川県、金沢市、北國新聞社
日時:2023年3月5日 13:30-16:00
言語:日英(同時通訳付き)
環境学、サステイナビリティー学の第一人者である地球環境戦略研究機関(IGES)の武内和彦理事長、都市景観の専門家であるストックホルム・レジリエンスセンターのトーマス・エルムクヴィスト博士、さらにMock COP26のグローバルコーディネーターでSWiTCH代表の佐座マナ氏らが登壇予定。
本シンポジウムでは、2022年の国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(UNFCCC COP27),そして生物多様性条約(CBD)第15回締約国会議(COP15)にて進められた議論の成果、これからの国内外の具体的な対応について共有し、グローバルな視点とローカルな視点を結びつけて、環境問題に対するNature Positive Solutionsネイチャー・ポジティブ・ソリューションについて議論します。さらに若者(ユース)と大人が力を合わせ、同じ目標に向かってどのように協力できるかを考えていきます。
ネイチャー・ポジティブ “とは?
生物多様性の損失を止め、流れを逆転させて回復の軌道に乗せること。自然を優先する施策、自然にプラスとなる取り組みを行い、「生物多様性を維持する」から「生物多様性を回復させる」ことを目標にした新しい取り組み。
このイベントの注目トピックス
- グローバル視点:2022年気候変動・生物多様性COP (COP27, COP15)の成果
- ローカル視点:金沢の都市自然の恩恵と気候変動対策、持続可能な都市の実現に向けた取り組み
- 次世代に向けたネイチャー・ポジティブ・ソリューション ~同じ目標に向かってどう取り組むか?
金沢というまち
石川県金沢市は、海に開かれ、山に囲まれ、川や湧水など水資源が豊富な恵まれた自然環境にあります。 しかし、都市部のドーナツ化現象、環境悪化、人口減少などにより、現在、この社会生態学的システムのバランスが危うくなってきています。 都市の自然を保全・再生するためには、金沢市の行政と市民、企業、研究者、ユース等が協働して継続的に努力し、生物文化多様性を保全するための持続可能なモデルを確立することが重要です。 現在、金沢市は気候変動対策としてゼロカーボンシティーの提言を策定し、森林や都市緑地の活用による緩和を図っています。さらにこれらのアクションを通して、気候変動対策と生物文化多様性やSDGsとの相乗効果を生み出すことが期待されています。
プログラム
13:30 開会の挨拶 渡辺綱男 UNU-IAS OUIK 所長
13:35 金沢市よりご挨拶
13:40 基調講演1 武内和彦氏 「グローバルアジェンダとローカルアクション(仮)」
14:00 基調講演2 トーマス・エルムクヴィスト氏 「都市の生態系サービスに関する新しい傾向(仮)」
14:20 ~14:40休憩
14:40 ~15:55パネリスト発表&ディスカッションセッション
1:ヒマンガナ・グプタ氏「ネクサス・アプローチ – 2つの画期的なCOPが切り開いた気候変動と生物多様性の相乗効果」
2:フアン・パストール・イヴァールス氏「持続可能な都市自然プロジェクトと都市自然の恩恵」
3: 円井基史氏 「都市の自然によるヒートアイランド現象の緩和」
4:佐座マナ氏 「日本の若者が起こすサステナブルの波とは?」
ディスカッションセッション 「次世代に向けたネイチャー・ポジティブ・ソリューション ~同じ目標に向かってどう取り組むか?」コーディネーター:渡辺綱男
15:55 閉会挨拶 中村 浩二氏 金沢大学名誉教授(16:00終了)