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JICA 「自然共生社会に向けた環境コミュニケーション強化」研修をコーディネートしました

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JICAがマレーシアサバ州で実施している「生物多様性・生態系保全のための持続可能な開発」プロジェクトの研修でマレーシア側メンバーが来日しました。このプロジェクトは、2002年から2012年までボルネオ生物多様性・生態系保全プログラムとして生態系保全が主な活動としていましたが、2012年からは地域住民の便益との統合を目指した持続可能な保全を目指しています。生物多様性保全政策の主流化「自然共生社会に向けた環境コミュニケーション強化」研修に参加するためにサバ州関連自治体の行政担当者や市民グループからなる一行は、、日本各地の自然共生社会に向けた取り組みを学び、国連大学本部ではSATOYAMA・SATOUMIについて講義を受けました。その後、実際の里山里海を体験してもらうために石川県の生物多様性に関する取り組み視察をOUIKがコーディネートしました。

能登では、里山里海を次世代に残すために金沢大学と珠洲市が人材育成に取り組んでいる「里山里海マイスタープログラム」、珠洲市役所の自然共生社会への取り組み、春蘭の里での宿泊体験、そして地域に根ざした生物多様性モニタリングや伝統農耕催事を行うことで学びの場を提供している「まるやま組」を視察頂きました。まるやま組みでは、ワークショップ形式で生き物調査やコミュニティとの協働を体験し、これらの活動が「まるやま組」の持続可能な生業として成り立っていることに、研修員からはモデルとしたいのフィードバックがありました。

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白山地区では、完全無農薬の渡津蛍米を栽培し、その農場は蛍の名所として全国的に知られている太田農場さんを訪問しました。完全無農薬の米栽培が軌道に乗るまでのご苦労と経緯を伺うとともに、研修員からは今後の規模拡大の可能性などに関する質問がありました。

最終日は石川での研修の取りまとめを行いました。視察したそれぞれの取り組みにつき、リーダーシップ、コミュニティとの十分なコミュニケーション、農業、生態系に対する知識、提供するサービスの質の高さ、伝統文化の保全、など重要な要素を抽出し、それらをサバ州の政策、活動、成果にあてはめるワークショップを行いました。今回の研修では、石川の取り組みをサバ州の方々と視察し議論することで受け入れ側にも、新しい視点がもたらされ双方にとっての学びあいの機会となりました。

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