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【イベント告知】能登の里海セミナー「里海の保全から考えるSDG14の達成 -海洋生物多様性の保全-」

日時 / Date : 2020/9/19
場所 / Place : オンライン

今回の国連大学OUIK「能登の里海セミナー」は、SDG14の10個の目標から、海洋生態系のレジリエンス強化や回復取り組みに関するSDG14.2と14.5について勉強しながら、海洋生物多様生の保全を考えるイベントです。近年、国内外において海洋生態系に関する話題と動向、地域内外の保全取り組みを紹介するとともに、海洋環境の保護と海洋生物多様生の保全のために私たちができることについて、国内そして能登地域の専門家の方々と共に議論します。

★こちらのイベントはオンライン開催となります★

参加をご希望の方はこちらよりご登録ください。

登録後、当日アクセスしていただくとイベントに参加できるURL付きの招待メールが届きます。

メールが届かない場合などは unu-iasouik@unu.edu にご連絡ください。

【プログラム】

14:00-14:05 開会 永井 三岐子(国連大学OUIK事務局長)

14:05-14:20 セミナー紹介 「能登の里海ムーブメントとSDG14について」
イヴォーン・ユー(国連大学 OUIK研究員)

14:20-14:50 基調講義 「海洋生物多様性の保全~海洋保護区について~」
木村麻里子(環境省自然環境計画課 )

14:50-15:10 活動紹介 ①「能登九十九湾におけるアカテガニを介した森と海のつながり」
柳井清治(石川県立大学教授 )

15:10-15:30 活動紹介 ②「能登里海の生物多様性にダイバーとしての関わり」
鎌村実(能登島ダイビングリゾート)

15:30-16:10 パネルディスカッション「SDG14.2とSDG14.5海洋生態系と生物多様生の目標達成に私たちのできること」
モデレーター: イヴォーン・ユー

16:10-16:15 閉会の言葉 渡辺綱男(国連大学OUIK所長)

【背景】
2015年9月の国連サミットにおいて、地球の持続可能な開発を維持するために全ての先進国と開発途上国が共に取り組むべき普遍的な目標として、「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」が採択され、それを達成するための17 の目標と169 のターゲットからなる持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられました。その中で、「海洋」に関する目標のSDG14は、2017年に初開催の国連海洋会議(新型コロナウィルスの影響により2020年6月開催予定の第2回が延期)では大会のテーマとして取り上げていたことをはじめ、近年国際的に海洋問題を語るのに共通語として注目されています。SDG14「海の豊かさを守ろう」とは、海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用するために掲げられる目標です。

平成27年度から国連大学OUIKは石川県の世界農業遺産「能登の里山里海」(以下「能登GIAHS」)における里海の保全や生業に関する啓発活動を「能登の里海ムーブメント」として行ってきました。「能登の里海ムーブメント」構想は、里海という概念の理解、「能登GIAHS」としての里海の魅力と里海に関わる人々の生業について、石川県内外の方に認識してもらうように発信すると共に、能登地域を日本海の里海の研究と保全活動をリードする拠点として定着させる運動です。さらにこの運動や様々な発信を通じ、能登地域に暮らす人々の生計向上を支援しています。この「能登の里海セミナー」も「能登の里海ムーブメント」の一環として、平成27年から石川県内と東京都において里海の暮らしに関するあらゆるテーマで実施しております。

主催:国連大学 サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(国連大学OUIK)
共催:石川県、「能登の里山里海」世界農業遺産活用実行委員会
定員:500名

 

 

【スピーカープロフィール(登壇順)】※随時更新

 
イヴォーン・ユー

イヴォーン・ユー

SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局

国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)リサーチ・フェロー

シンガポール出身、農学博士(東京大学)、専門は国際水産開発学。初来日の2001年に以降は、宮崎県、シンガポール国家交通省などの勤務を経て、2012年から現職。日本や韓国の世界農業遺産の申請活動を支援するとともに、国連大学の「SATOYAMAイニシアティブ」と「能登の里海ムーブメント」活動にも取り込み、里山と里海の持続可能な発展や、生態系サービスと生物多様性保全を研究。2014年から「能登の里海セミナー」を企画し、里海の研究と保全活動について国内外へ発信。

 

木村 麻里子(きむら まりこ)

環境省自然環境計画課

神奈川県出身。2010年10月に環境省の自然系技官(通称「レンジャー」)として採用。同月に名古屋市で開催された生物多様性条約COP10に関わる。本省国立公園課、釧路(主に知床を担当)、奄美大島(アマミノクロウサギの保護増殖やマングース防除事業を担当)、やんばる(国立公園の新規指定調整を担当)、本省野生生物課(主にワシントン条約を担当)を経て、現在は本省自然環境計画課にて海洋保護区やサンゴ礁保全等の海洋生物多様性に係る業務を行っている。

 

柳井 清治 (やない せいじ)

石川県立大学教授

1956年広島県生まれ。北海道大学農学部卒・同修士課程修了。農学博士。北海道林業試験場流域保全科長、北海道工業大学教授を経て石川県立大学環境科学科教授。研究分野は森林学、砂防学そして渓流生態学など。流域は運命共同体という観点から、環境保全と防災の調和を目指している。2015年に白山手取川上流で発生した大規模崩壊が、流域生態系に与える影響の解明とその復元対策に取り組む。能登半島においては、水産資源に及ぼす森林の役割(魚付き林)の解明をテーマに,九十九湾のアカテガニを介した森と海の相互作用について研究を行っている。また能登半島河川に生息する絶滅危惧種である、カワヤツメの生態調査と保全・増殖をアメリカワシントン州の研究者の協力を得ながら進めている。

 
 

鎌村 実(かまむら みのる)

能登島ダイビングリゾート オーナー

潜水士・ダイビングインストラクター

1959年大阪府生まれ。1978年に始めたスクーバダイビング。1984年にはIT系企業でサラリーマンの傍ら、スクーバダイビング・インストラクター資格取得。1997年独立起業。業務の一部に潜水業を取込み、ダイバー育成に努める。2004年能登の地にダイビング専門企業設立。レジャーダイバーの教育、消防署や専門学校にてプロ潜水士育成、水中撮影などに携わりテレビ番組の誘致、各種団体や漁業協同組合などからの依頼にて海洋及び水産資源調査など担う。現在能登島にて、環境省絶滅危惧種に類される海藻ホソエガサをはじめ能登里海の動植物の情報発信に努めている。

 

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