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生物多様性条約COP 13合同報告会 – 石川の里山里海資源を人づくり、地域づくりに活かすには–

日時 / Date : 2017/02/09  13:30 開始(13:00 開場)
場所 / Place : 石川県政記念しいのき迎賓館2階 ガーデンルーム

開催趣旨:第13回生物多様性条約締約国会議(COP13)が201612月メキシコ・カンクンで開催され、各国政府、NGO、国際機関などが主要テーマである「農林水産業、観光業への生物多様性の主流化」を議論しました。今回の報告会では環境省、日本自然保護協会から専門家をお招きしCOP13での日本政府の取り組みや発信、国際社会の動向について伺います。

201610月石川県七尾市で開催された第1回アジア生物文化多様性国際会議では、アジア地域の豊かな自然とそれを利用するために育まれてきた地域文化をどのように守り、持続可能な地域づくりに活用するかが議論され「石川宣言」が採択されました。この成果は、COP13での「先住民、伝統知、生物文化多様性Muchttambal サミット」で報告され、国連大学は、石川県と連携して、世界農業遺産やユネスコエコパークなどを軸にアジア他地域のコミュニティとの学びあいを通じて地域振興と途上国課題へ貢献することを提案しました。里山里海資源を保全活用しながら「地域間の学びあい」をこれから石川の地でどのように進めるか、それが地域の人材育成、農林水産業、観光振興にどうつながるか、愛知目標へどう貢献できるかという視点で、行政関係者、専門家等を交えて、議論いたします。

石川の各地で生物多様性、文化多様性の保全と活用に関わる皆様の活動や地域の知恵が、途上国コミュニティとの学びあいに活かされ、またそのような方々を受け入れることで地域にも多くの学びがもたらされるのではないかと考えます。国連大学が進める学びあいのプラットフォームへのご参加に興味のある方、団体、国際社会の動きや地域づくりに興味のある方のご参加をお待ちしております。

日時:201729日(木) 13:30 – 17:00 (開場1300

主催:国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK

共催:石川県(予定)

*紙の資料などを設置するスペースを用意いたします。資料のある方はご連絡ください。小さなお子様、車椅子など配慮の必要な方はその旨登録時にお申し付けください。出来る限りの対応をいたします。

プログラム(予定)

1330 – 1340 主催者挨拶 UNU-IAS OUIK所長 渡辺綱男 

        開会の挨拶 「石川宣言の紹介」 石川県企画振興部企画課長 片山達也

1340 – 1410 COP13報告生物多様性条約COP13の結果概要と地域への期待

                                   環境省自然環境局 生物多様性地球戦略企画室 室長 中尾文子 

1410– 1440  COP13報告「市民社会から見た愛知目標達成にむけた動き」

                                  (公財)日本自然保護協会 経営企画部副部長 道家哲平

1440–1500   COP13の報告 生物文化多様性を軸にアジアとの学びあいを考える  

                                     UNU-IAS OUIK 永井 三岐子

1500 – 1520 コーヒーブレーク

1520 – 1650 パネルディスカッション「生物文化多様性を通じたアジアとの学びあいから人づくり、地域づくりをすすめるには」

                                   コーディネーター:渡辺OUIK所長

                                   パネリスト:基調講演の中尾さん、道家さん、上田哲行さん(石川県立大学名誉教授、プロジェクト・アイ会長)、萩のゆきさん(まるやま組主催)、島由治さん(環白山保護利用管理協会)、飯田義彦(OUIK)、イヴォーン・ユー(OUIK)

1650  閉会 中村浩二 国連大学サステイナビリティ高等研究所 客員教授

以下のファイルより内容をご覧いただけます。
See attachment.

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